2018年3月12日月曜日

目標の立て方④

シリーズ目標の立て方。今回は4回目。最後になります。

4回目は「どうやって目標を立てるか」です。




1.最高のキラキラした目標を掲げる
「この程度でいいや・・・」ではやる気がなくなります。
自分のためではなくその先に目標を掲げます。
              ↓
      家族や会社、友人、彼、彼女・・・
   必ず協力的な、貢献的な目標にします。

2.今何点かを考えます
こちらに関しては目標の立て方②で確認してください

主観で構いません。掲げた目標が10点として、今は何点かを
考えていきます。

3.1点あげるためにできることを考えます

なんとか今できることを見つけていきます。


2と3はスモールステップですね。

2と3に合わせて
4.期間ごとに見直します

見直す期間は、「物」だったり「プロジェクト」によって違ってきます。

1週間だったり、1か月、3か月・・・
1日の目標であれば寝る前に見直せますね。

5.そのサイクルを繰り返します。

目標が達成されるまで、地道に1点ずつ上げていきましょう。


例えば・・・

辛い病気を患っている。なかなか良くならない。
こんな病気にならなければ・・・

と日々悩んでいるA子さん。

そんな時「私=つらい病気」とせず、別にします。
病気にニックネームつけるのもいいでしょう。「つらこさん」はいかがですか
イヤがっているとなかなかうまくいきませんね。この際、つらこさんと
上手に付き合ってみてはいかがですか。そのために私ができることは・・・。


過去ではなく、今の自分の状態を知る。事実だけを受け止め、その事実に対して
自分ができることを考えて1つずつ進めていきます。

見直すことの大切さ。うまくいかなかったことは失敗ではありません。その時選択したものはその時の最善案です。やってみたがたまたま上手くいかなかっただけ
なので、ほかの方法を試してみればいいと思います。


目標がなく、先が不安な方も、この立て方であれば日々の目標が立て易いのでは
ないでしょうか
人間は目的に向かって生きています。目的の方向を見つけるためにも目標は必要ではないかと私は考えます。


4回に分けてお伝えしてきましたが、いかがでしたか。
これはあくまでも私の考えです。
少しでも皆様のキラキラのお手伝いができたら幸いです。



                                            


                                             参考資料 アドラー心理学定例講座:目標の立て方
                                                   恵実さんありがとうございました


2018年3月10日土曜日

目標の立て方③

シリーズ目標の立て方。今回は3回目です。
前回、予告しました「何とかする」について私の考えをお伝えします。

私が学んでいる心理学では
「どんな時でも可能性を信じてできることを考えて行動しよう」
と考えます。

辛いときでもポジティブな面を何とか探してできることをします。
目を凝らしてポジティブな部分を無理矢理でも見つける。きっと糸口があるはず。
「イヤだな~」「不適切だな」「悲惨だな」と思っても、そこから良い側面を見つけ出します。

何とかしよう・・・。「今あるこの場で何とかしないといけない」と
思う事から始まります。
そして、信じることです。



では、できることとは何でしょうか?


1、やめる勇気

 「わかっているけどやめられない」ことありませんか
買い物や食べること、ゲームなど・・・分かっているけどやめられませんね。

お楽しみを全部する事には無理があります。そこで、お楽しみ日を決めるやお金の使い道を相談してみるという方法もありますね。

甘いものが止められない・・・。ストレス解消のために甘いものを食べる方がいたら、
「どのくらいでストレスさんがやってくるのか」を考えてみます。
そのあとに、ストレスがきた時に代わりになるものを考える。
代わりにできる代替行動を見つける。

他に可能性があるかな?オプションを見つけることもいいかもしれません。


2、ストレンクス
 
 ・私の資源⇒を生かしていく。
         アピールしていく。    

例) 人の目を気にする・・・×
     (自己執着)
         ↓
      気遣いがある
         謙虚       などといいことに使っていきます。


私の資源の使い道を考えていきます。
  (いいところ)
私の資源を肯定文に変えて資源にしていきます。              
 (いいところ)      (いいところ)


・まわりの資源

忘れがちですが、前回お話ししたようにパズルですから必ず相手がいることを
忘れてはいけません。

これさえなければ・・・
この人さえいなければ・・・         これも資源です。
      ↓
パズルですからもれなく隣にいるわけです。
もれなくついてきますから、課題として何とかして
乗りきるしかありません。
たとえ「目のうえのたんこぶ」だろうと資源に変えてしまえばいいのです。


3、やってこなかったことをやる勇気

まずやってみる
きわめてシンプルに・・・。
「どうせ・・・」と思わず、きわめて低レベルでも自分に合っているかも
しれません。

「小さいこと」をやっていく。前回お話したスモールステップです。


いよいよ次回はどうやって目標を立てるかを考えていきます。

2018年3月9日金曜日

目標の立て方②


今月はシリーズでお届けしております。


1回目は、どんな目標が実現可能か、失敗する目標とはどんな目標かをお伝えいたしました。

2回目は、成功する目標の立て方について私の考えをお伝えしようと
思います。


成功する目標とはどんな目標でしょうか・・・

それは、協力目標です。

実現したい目標は誰のお役に、どんな風に立てるかを考えます。




パズルで考えていきたいと思います。
グレーのピースの入っていない部分が「私」としてイメージしてみます。
個々に「私」というピースを入れることでこの絵は完成します。
                      ↓
                  私は役に立てた!

と思えることができます。
また、「私」というピースを入れることで隣のピースを輝かせる
ことができます。
 ここから言えることは全体の中で初めて目標は達成されるという事です。

「全体の中の私」というスタンスを
忘れないことで目標は実現しやすいと考えます。


この絵を輝かせるために
   私は何ができるのか・・・。

例) 職場を輝かせるために
    何ができるだろうか・・・
                 
 


きっと周りは応援せざるを得なくなると思いますよ。

目標を立てるときは、バカバカしいくらい細かく具体的に肯定文で
立てます。

・~を控える
・~を買わない
・~をやらない
             では目標は達成できません。


小さいことをコツコツと。<スモールステップ>
達成したら10点満点として、今何点か、理想から何点か考えます。
   ↓
1点あげる為に何をするか。何ができるか。少しずつ10点に近づけて
いきます。

ポイントは目標を掲げることで私がキラキラしていることです。


今回は、成功する目標について私の考えをお伝えしました。

次回は「何とかする」についてお伝えします。
「何とかする」ってどういう事でしょう・・・。

2018年3月8日木曜日

目標の立て方①

2月はお休みしてしまい、楽しみにしてくださっている皆様にはご迷惑をおかけたしました。
3月に入り、春1番が吹いたと思えば、爆弾低気圧による悪天候。春の陽気かと思えば、翌日は真冬の様な寒さへ・・・。
体調管理がとても難しい最近ですね。皆様はどのようにお過ごしですか?


2018年が始まりもう3か月が過ぎました。来月は4月。学校や会社は新年度に切り替わります。
そこで今回は、目標の立て方について4回シリーズで私の考えをお伝えしたいと思います。


今までに皆様が立てた目標はどんなものでしたか?
達成しましたか?それとも失敗しましたか?

まず、どんな目標が実現可能か考えてみたいと思います。

私が学んでいる心理学は思想を持っています。

〇〇はみんなにとってどういう事だろう
私にできることはなんだろう


この考えをもとに目標を掲げていきます。
掲げた目標は自分の目標と思いがちですが、実は目標を掲げることは社会に組み込まれているのです。
                          ↓
 私が目標を達成することで誰かの役に立っている


 
 と考えることができます。そうなると「わたくしごと」ではなくなります。

「私がすることで皆さんにお役に立てる」と思ったとき人は力を発揮します。
そういった目標が、実現可能な目標になるのではないでしょうか。


では、失敗する目標とはどんな目標でしょうか。

「目標が達成できなかった・・・」と思うことありませんか

競合的目標を掲げている時、その目標は失敗します。


1番を取る
売り上げをあげる
素敵女子になりたい・・・


よくある目標です。人というのは自分の為には力を発揮することができないのです。
このように、競合的目標には限界があります。

  私勝ち    相手負け
  私正しい   相手間違え

こういった考えは、目標を掲げて実現したいと思うと対人関係で失敗します。

自己執着や「〇〇しない」といった否定文での目標はモチベーションが
   上がりません。


自分が動くことで誰かが幸せになるといった目標を上げるといいでしょう。

自分の欲<相手の幸せ⇒大きな力となります。

①底打ちさせる⇒最も最悪なこと(本当に困っていること)で人は動きます
②人々のお役にたつ⇒
 
例)「長生きするためにコレステロール値を下げる」という目標は自分の目標なので長続きしません。
自分の子供に大変な介護をさせないようにコレステロール値を下げる

という目標にすると誰かのために自分の力を発揮する目標になります。

例えば・・・
 禁煙したらどんないいことがあるだろうか
 他の人にどんないいことがあるか・・・
                                                     といった具合に考えていきます。



次回は、成功する目標について私の考えをお伝えしたいと思います。